パラレル1バイトを赤外線で送信・受信するマイコンの評価基板完成品、プログラム不要マイコン実装!

▲トップへ  2007.05.26発売 − 2023.02.20価格改定

▲仕様書、データ、図面等のダウンロードページへ
▲ご注意&補足説明(重要です! 必ずお読み下さい)
▲送信部をケーブルで延長する場合のご注意!

▼IRpマイコン詳細ページ(詳細仕様はダウンロードでご確認下さい)

 ◆少量生産品・実験室・試験機器・自作品などにご利用いただきます技術者向け商品です。
 ◆高耐圧、高絶縁を要求される機器間のパラレルデータ通信に!
 ◆有線では落雷の可能性がある建物間の通信に!

◆IRpPCB◆
◆パラレルin/out双方向通信◆
  ◆プログラム不要マイコンIRp実装◆
     ●赤外線通信が可能なエリアの場合、設置個数に制限はありません!

  プリント基板組立完成品の販売
IRpPCB
   プリント基板完成品(IRr/IRp評価用プリント基板使用、IRp実装)

添付ピンヘッダとソケット
   添付品のピンヘッダとソケット。部品面または半田面、ヘッダまたはソケットを
   お客様の使用形態に合わせて取り付けてください。

 ご注意!
 CN2のピン間にパターンを通しています。半田の量が多い、半田付け時間が長いなどで
 半田ブリッジ(ショート)の可能性があります。適切な半田付けをお願いします。
 CN2取り付け後のショートチェックはマイコンを外して行って下さい。

 ・D3,Q3,R9,R10,は2個目の赤外線発光ダイオード取り付けスペース(不実装)
 ・CN1(電源入力),CN3(外部赤外発光ダイオード用)は2.5mmピッチコネクターで実装や添付は行いません。
 ・ZD1は保護用です。定電圧用としては使えません!



 ※ビニールハウス内・車庫・軒下などで使用する場合、防水・結露対策
   十分を行ってください。
    ◇樹脂コーティング、防水可能なクリアケースの使用などを行って下さい。正常な負荷で使用した場合、樹脂コーティングなどの
      影響で放熱効果が低下しましても部品が温かくなることはありません。
    ◇結露した場合の主な障害は、クロック(発振)が停止したり乱れたりし受信不能になります。

 ※室内であっても天井に近い高さで使用する場合は、防水・結露対策と同様の
    対策を行ってください。
 ◇台所からの油や湯気の雰囲気は電子回路に大変きびしい環境条件です。
   事故発生を防止した設計、組み込みをお願いいたします。

 ◇樹脂コーティングの前準備(コーティングを行う場合のみ)
   ・必ず電子回路専用のコーティング剤をご使用下さい。
   ・樹脂コーティングを行う場合はコネクタ(一般品)を使用せずボードインコネクターやワイヤーの直接接続を行って下さい。
   ・マイコンは直づけを行って下さい。
   ・受光モジュールや赤外発光ダイオードは受光・発光部をマスキングテープで覆いコーティングして下さい。




 ◎8bitパラレルデタを赤外線で送信−−−−→受信データを8bitパラレルで出力。
 ◎シリアル通信(RS232C)より手軽な手順で通信が可能。
 ◎通信データは00H〜FFHの範囲で自由なフォーマットで通信が可能です。
 ◎通信速度は、RS232C換算で最速320bps前後。
 ◎最小規模=本マイコン2個以上で構成。(他の通信方式の装置・機器とは通信出来ません)

 IRpと他の通信手段の比較 (ホストマイコンで制御する場合)
 ((( 比較項目 )))  IRp  232C接続 無線
 入 力 パラレル バイト単位 バッファ→バイト単位転送 多様
 出 力 パラレル バイト単位 バッファ→バイト単位転送 多様
 通信相手数 エリア内IRp数制限無し  1対1 同周波数なら制限無し
 衝突回避 送信中他IRpは待機か受信 可能(ハード&ソフト) 高度な手段が必要 
 傍受(セキュリティ)  可視範囲で使用の為安全 考慮不要 高度な手段が必要 
 通信速度 320bps最大 〜数百Kbps 高速
 通信距離 可視エリア10m前後 数m以下(延長可能) 出力による。
 ハードウェア 5V/シンプル回路 専用IC/ケーブル/CN ←の2方法に比べ複雑
 制御手段 簡単 面倒(方法による) 複雑(情報による)
 ○可視エリア内で、1対1〜1対複数機で通信(低速度)を行うのにIRpは最適。
 ○可視エリア内で、複数機が相互に通信(低速度)を行うのにIRpは最適。

  赤外線通信システムは安全を重視する機器に組み込む場合注意が必要です!
  障害物などにより光線を遮断された場合の処理を充分考慮してください。

  一般家庭向け機器に組み込まれる場合のご注意!
  他社製赤外線リモコンとの競合による誤動作や、市販の機器が受信し誤動作をする様な事故を
  回避する方法として、1バイトのみで通信を行わず複数バイトで1データ構成にする事をおすすめします。
  例) 02H,送信したいデータ1バイト,03H などと3バイトを1フレームとして通信。

  国内の代表的なAV機器用赤外線リモコンのフォーマットとは異なり、IRp自体は誤動作しませんが、
  受信側(家電製品等)がフォーマットを厳格にチェックしていない場合の誤動作は予測出来ません。


    ◆受光モジュールご使用にあたりましてこちらのページを参照(注意事項)願います◆◆
    ◆補足説明やご注意! 重要です。必ずお読み下さい!
    ◆詳しくは、仕様書・図面等をダウンロードしご確認下さい。

   ↓実装マイコン↓ マイコンのページ さらに詳しいデータや図面はダウンロードでご確認下さい。
 IRpPCBに実装可能な
 マイコン 5種    →
IRp−1 / IRp−2 / IRp−3 / IRp−3T / IRp−3S
 通信相手 IRp全種(約10m範囲で複数個同時通信可能)
 通信フォーマット 独自フォーマット
 キャリア周波数 38KHz
 クロック周波数 20MHz
 赤外線入力 1チャンネル(受光モジュールの反転入力)
 赤外線出力 1チャンネル(ドライバー → 発光ダイオード) (パラレルで出力UP可能)
 通信データ I/O(パラレル) 入力1バイト/出力1バイト(00H〜FFH)
 制御ビット(独立制御) 送信時2ビット/受信時2ビット/IRp−3は送信READY無し 
 通信速度 256bps〜320bps(max)
        送信手順 送信モード→1バイトデータをセット→送信ビットH→L または H→L→H
        受信手順 受信モード→受信確認→1バイトデータ取り込み(状態変化までラッチ)
 使用マイコン (28ピン) PIC16C57C または PIC16F57
※マイコンのシリアルポートと同じ考え方の動作を行います。ボーレートなどの各種設定が無く簡単な手順で
  通信が実現出来ることや赤外線を利用することなどが異なる点です。
  連続バイト通信が必要で無い場合は2個のSW(送信/受信切替および送信)のみで送受信が行えます。

IRp−1
  1バイト毎送信直前に周辺の赤外線を3msecモニターし赤外線が無い場合送信READY(RC−7)を
   ”H”にし送信トリガを受け付けます。
  受信→送信に切り換えた場合、RCポート(ラッチ動作)はクリアされます。
    ((( サブマイコン向き )))

IRp−2
  1バイト毎送信直前に周辺の赤外線を10msecモニターし赤外線が無い場合送信READY(RC−7)を
   ”H”にし送信トリガ(RA−2)を受け付けます。
  受信→送信に切り換えた場合、RCポート(ラッチ動作)はクリアされます。
    ((( サブマイコン向き )))

 …………………………………………………………………………………………………………………

IRp−3
   周辺の赤外線モニター機能無し、送信READY機能無し。
   送信/受信(RA−3)=L、送信トリガ(RA−2)を、
  H→L→Hで1バイト送信します。
   受信→送信の切り換えでRCポート(ラッチ動作)はクリアされません。
    ((( 単体で簡単にご使用いただけます )))

IRp−3T
   周辺の赤外線モニター機能無し、送信READY機能無し。
   送信/受信(RA−3)=L、送信トリガ(RA−2)をH→Lの間、
  0.5秒間隔で1バイト送信を継続。
   受信→送信の切り換えでRCポート(ラッチ動作)はクリアされません。
    ((( 単体で簡単にご使用いただけます )))

IRp−3S
   周辺の赤外線モニター機能無し、送信READY機能無し。
   送信/受信(RA−3)=L、送信トリガ(RA−2)をH→Lの間、
  RBポートの1バイトに変化が起きると1バイト送信を行う。
   受信→送信の切り換えでRCポート(ラッチ動作)はクリアされません。
    ((( 単体で簡単にご使用いただけます )))


 ◆ご注意!
   連続した送信を行う場合、送信出力を大きく(LED電流)しますと発光ダイオードの性能劣化が
   激しくなります。連続送信や駆動電流は必要最小限に設定して下さい。



        ◆◆◆ 簡単に1バイトの送受信を行う為の接続例 ◆◆◆
IRp簡単接続





用途のご案内用途は!
   ◎汎用データの赤外線通信(00H〜FFH)
   ◎機器・装置間の位置関係が変化し、ワイアレスである事が条件の機器・装置に。
   ◎道路をはさんだ通信(自販機の監視や照明の制御など)機器・装置(双方向OK)
   ◎無線によるワイアレスはでは好ましくない環境での機器・装置に。
   ◎工場やビニールハウスなどの通信に。
   ◎少量多品種生産の製品に。
   ◎メインマイコンの負担軽減やマイコンを搭載しない製品に。
   ◎PC・PDA・携帯電話・ゲーム機器等の赤外線通信とは異なります!
    それらの機器とは通信出来ません!






価格のご案内 IRpPCBの価格
          商品構成 : 仕様書、回路図、ご注意点や参考資料、プリント基板組完成品。
       ¥3,300/1枚


          プリント基板組完成品2枚以上同時・同梱でご購入の場合の単価。
       ¥2,900/1枚


     ◆送料・代引き手数料は別です。
       納期回答&(商品代金+代引き手数料+送料)のお見積もりを、
       ご注文受付後お送りいたします。代金引き換え(おすすめ)の販売が原則です。

     ※発送後のキャンセル、返品はお受けいたしません。
       十分ご検討の上ご注文願います。           ◆お読み下さい。(省令で定める事項など)

       ご注文はこちらから             発行伝票について





ご注意!  ご注意など

   ■この商品は、ご購入後お客様が「追加・改造」を行いご使用いただくことを前提にしておりますが、
     ホームページや添付資料の注意事項を必ずお読みいただき、追加・改造は慎重、丁寧に
     お願いいたします。

   ■部品の端子の変色がある場合が御座います(在庫品)予めご了承願います。
   ■本マイコンPic16C57Cにプログラムを書き込んだ物です。
   ■性能はマイクロチップテクノロジー社が定めた性能を超えるものではありません。
   ■本ソフトウェアの性能・バグ等につきましては、ご購入時の現品性能に同意していただきました
     ものとし保証・補償はいたしません。それらの理由により現品交換や無償バージョンアップ等は
     行いません。
   ■本品の保証は原則として行いません。(技術者向けです。ご注意下さい)
   ■人身事故や火災など重大事故が発生する可能性のある機器や装置に使用しないでください。
     お客様の責任の範囲で判断願います。制御結果が確認出来る事が前提です。
   ■本品を組み込んだ製品の「法の順守・安全性・信頼性」等については、お客様の責任で確保して下さい。
   ■本品の不具合により発生した損害等の責任は、すべてお客様側(組み込み者側)にあり、当方では
     一切負いませんので、組み込み後の回路評価やご使用環境下での評価は完全に行って下さい。
   ■万一の為に、ご使用環境で他社製赤外線通信機器との誤動作確認を行って下さい。

                        戻る     トップへ