パラレル1バイトデータを赤外線で送信・受信するプログラム不要マイコンです。
1バイトデータはトリガビット操作で連続的に送信(受信)できます。

▲トップへ   2004年2月11日発売              2023.02.20価格改定

▲関連マイコンの早見表(組み合わせ&比較)
▲仕様書、データ、図面等のダウンロードページへ
▲ご注意&補足説明(重要です! 必ずお読み下さい)
▲送信部をケーブルで延長する場合のご注意!

▲このマイコンを実装したプリント基板完成品はこちら IRpPCB
高耐圧・高絶縁の通信、避雷通信OK!       IRpPCB

▼このマイコンの概略仕様   ▼このマイコン(セット)の価格


 ◆少量生産品・実験室・試験機器・自作品などにご利用いただきます技術者向けマイコンの単品販売です!

 ★高絶縁・高耐圧通信、避雷通信に最適★




 ◆赤外線通信ドライバー IRp◆
◆パラレルIN/OUT双方向通信◆
           ◆プログラム不要マイコンIRp◆

       ●赤外線通信が可能なエリアの場合、設置個数に制限はありません!


  8bit入力    8bit出力      8bit出力     8bit入力
  ||||||||  ||||||||    ||||||||  ||||||||
  〓〓〓〓〓 IRpマイコン 〓〓〓〓〓 ←→ 〓〓〓〓〓 IRpマイコン 〓〓〓〓〓
                      ↑
                      | (945nm/38KHz)
                      ↓
  〓〓〓〓〓 IRpマイコン 〓〓〓〓〓 ←→ 〓〓〓〓〓 IRpマイコン 〓〓〓〓〓
  ||||||||  ||||||||    ||||||||  ||||||||
  8bit入力    8bit出力      8bit出力     8bit入力


            赤外線&2線式双方向通信ともに完全絶縁!

   マイコン単品の販売です。
IRpマイコン
    IRp−1/IRp−2/IRp−3/IRp−3T/IRp−3S (DIP28ピン,600mil)

   ◎8bitパラレルデタを赤外線で送信−−−−→受信データを8bitパラレルで出力。
   ◎シリアル通信(RS232C)より手軽な手順で通信が可能。
   ◎通信データは00H〜FFHの範囲で自由なフォーマットで通信が可能です。
   ◎通信速度は、RS232C換算で最速320bps前後。
   ◎最小規模=本マイコン2個以上で構成。(他の通信方式の装置・機器とは通信出来ません)

   ★★★プリント基板組み立て完成品IRpPCBはこちら★★★
   ★★★評価用プリント基板単品販売はこちら★★★





特徴は 特長
   ■10m程度のワイアレス通信(工場内から家庭まで)に便利。反射光でも動作しますので設置が簡単。
   ■送受信のエリア内であれば設置数に制限無し。赤外線を3(10)msec受信しなければ送信を許可。
   ■パラレル(1バイト)入力 / パラレル(1バイト)出力。
   ■マイコンとの接続がシンプル(I/O+4ビット)  −−− IRp−1,IRp−2
   ■ホストマイコン無しで簡単に送受信が可能−−−IRp−3,IRp−3T,IRp−3S
   ■自由な通信フォーマットで通信可能(制御コード無し)
   ■1個からの少量生産に便利。
   ■メインマイコンの負担軽減。
   ■設計やプログラミングの負担軽減。
   ■簡単な回路構成で実現できます。発振子−1個,受光モジュール−1個,
     トランジスター2個,LED(赤外)−1個,パスコンやプルアップ抵抗少々。

   ■マイコンやロジック接続が無くても通信が可能! 送信/受信切替SWと
     送信SWの2個で簡単に通信が行えます。
     送信側:切替SW=送信側 −−− 1バイトデータセット→送信SWプッシュ
     受信側:切替SW=受信側 −−− 受信データラッチ

 IRpと他の通信手段の比較 (ホストマイコンで制御する場合)
 ((( 比較項目 )))  IRp  232C接続 無線
 入 力 パラレル バイト単位 バッファ→バイト単位転送 多様
 出 力 パラレル バイト単位 バッファ→バイト単位転送 多様
 通信相手数 エリア内IRp数制限無し  1対1 同周波数なら制限無し
 衝突回避 送信中他IRpは待機か受信 可能(ハード&ソフト) 高度な手段が必要 
 傍受(セキュリティ)  可視範囲で使用の為安全 考慮不要 高度な手段が必要 
 通信速度 320bps最大 〜数百Kbps 高速
 通信距離 可視エリア10m前後 数m以下(延長可能) 出力による。
 ハードウェア 5V/シンプル回路 専用IC/ケーブル/CN ←の2方法に比べ複雑
 制御手段 簡単 面倒(方法による) 複雑(情報による)
  ○可視エリア内で、1対1〜1対複数機で通信(低速度)を行うのにIRpは最適。
  ○可視エリア内で、複数機が相互に通信(低速度)を行うのにIRpは最適。





    赤外線通信システムは安全を重視する機器に組み込む場合注意が必要です!
    障害物などにより光線を遮断された場合の処理を充分考慮してください。

   一般家庭向け機器に組み込まれる場合のご注意!
    他社製赤外線リモコンとの競合による誤動作や、市販の機器が受信し誤動作をする様な事故を
    回避する方法として、1バイトのみで通信を行わず複数バイトで1データ構成にする事をおすすめします。
    例) 02H,送信したいデータ1バイト,03H などと3バイトを1フレームとして通信。

    国内の代表的なAV機器用赤外線リモコンのフォーマットとは異なり、IRp自体は誤動作しませんが、
    受信側(家電製品等)がフォーマットを厳格にチェックしていない場合の誤動作は予測出来ません。


          安全性や使用環境での誤動作についてのお知らせなど(重要事項!)
          プログラム不要マイコンの型番の2や3の違いについて
          共通の補足説明、ご注意などこちら別ページ(重要事項!)
          詳しくは、カタログ・図面をダウンロードしご確認下さい。






概略使用  概略仕様

 <送信仕様>
   ◆赤外線送信(945nm/キャリア38KHz)
   ◆パラレルデータを赤外線シリアル送信。
   ◆5V単一電源/クロック=20MHz厳守!
   ◆入力=8ビットパラレル正論理(負論理可),HCMOS同等レベル。
   ◆送信/受信のモードセレクト(1ビット)を送信にセット。
     送信ビットをH→Lでパラレル入力データを送信。
   ◆10m前後の通信距離(発光部と受光部がおおよそ直線上において)
   ◆速度256bps(IRp−2)&320bps前後(最大値=FFHの連続送信の場合)
     送受信データに不一致が発生する場合は通信速度(送信バイト間隔)を落としてください。
     (使用する受光モジュール、入力回路構成、環境などで変化します)
     受光モジュールご使用にあたりましてこちらのページを参照(注意事項)願います。
     詳しくは、カタログ・図面をダウンロードしご確認下さい。
     参考回路図(ダウンロード図面や添付図面)の赤外線送信出力は小出力設定です。
     IRt/IRtS/IRpの送信出力UP法!(回路図)はご購入品に同梱。


 <受信仕様>
   ◆赤外線受信(キャリア38KHz前後の積分波形を入力)
   ◆赤外線シリアルデータをパラレル変換出力&マーカー(1ビット)出力。
   ◆通常、送信/受信のモードセレクトは受信にセット、1バイト受信毎にマーカー
     (パルス)とパラレルデータ(ラッチ)を出力。
   ◆出力は正論理(負論理可)、HCMOS同等レベル、LED1個直接駆動可能。


 品 名 IRp−1 / IRp−2 / IRp−3 / IRp−3T / IRp−3S  
 通信相手 IRp全種(約10m範囲で複数個同時通信可能)
 通信フォーマット 独自フォーマット
 キャリア周波数 38KHz
 クロック周波数 20MHz
 赤外線入力 1チャンネル(受光モジュールの反転入力)
 赤外線出力 1チャンネル(ドライバー → 発光ダイオード) (パラレルで出力UP可能)
 通信データ I/O(パラレル) 入力1バイト/出力1バイト(00H〜FFH)
 制御ビット(独立制御) 送信時2ビット/受信時2ビット/IRp−3は送信READY無し 
 通信速度 256bps〜320bps(max)
        送信手順 送信モード→1バイトデータをセット→送信ビットH→L または H→L→H
        受信手順 受信モード→受信確認→1バイトデータ取り込み(状態変化までラッチ)
 使用マイコン (28ピン) PIC16C57C または PIC16F57 (DIP28ピン,600mil)
 添付品(おまけ) 受光モジュール/赤外発光ダイオード/2SC−1213A
セラロック20MHz/仕様書/参考回路図 
 価 格(2個ペア) ¥2,700/セット (1個のバラ売り可能 @1,600)
 HEXファイル 非売。
※マイコンのシリアルポートと同じ考え方の動作を行います。ボーレートなどの各種設定が無く簡単な手順で
  通信が実現出来ることや赤外線を利用することなどが異なる点です。
  連続バイト通信が必要で無い場合は2個のSW(送信/受信切替および送信)のみで送受信が行えます。

IRp−1
  1バイト毎送信直前に周辺の赤外線を3msecモニターし赤外線が無い場合送信READY(RC−7)を
   ”H”にし送信トリガを受け付けます。
  受信→送信に切り換えた場合、RCポート(ラッチ動作)はクリアされます。
    ((( サブマイコン向き )))

IRp−2
  1バイト毎送信直前に周辺の赤外線を10msecモニターし赤外線が無い場合送信READY(RC−7)を
   ”H”にし送信トリガ(RA−2)を受け付けます。
  受信→送信に切り換えた場合、RCポート(ラッチ動作)はクリアされます。
    ((( サブマイコン向き )))

 …………………………………………………………………………………………………………………

IRp−3
   周辺の赤外線モニター機能無し、送信READY機能無し。
   送信/受信(RA−3)=L、送信トリガ(RA−2)を、
  H→L→Hで1バイト送信します。
   受信→送信の切り換えでRCポート(ラッチ動作)はクリアされません。
    ((( 単体で簡単にご使用いただけます )))

IRp−3T
   周辺の赤外線モニター機能無し、送信READY機能無し。
   送信/受信(RA−3)=L、送信トリガ(RA−2)をH→Lの間、
  0.5秒間隔で1バイト送信を継続。
   受信→送信の切り換えでRCポート(ラッチ動作)はクリアされません。
    ((( 単体で簡単にご使用いただけます )))

IRp−3S
   周辺の赤外線モニター機能無し、送信READY機能無し。
   送信/受信(RA−3)=L、送信トリガ(RA−2)をH→Lの間、
  RBポートの1バイトに変化が起きると1バイト送信を行う。
   受信→送信の切り換えでRCポート(ラッチ動作)はクリアされません。
    ((( 単体で簡単にご使用いただけます )))


 ◆ご注意!
   連続した送信を行う場合、送信出力を大きく(LED電流)しますと発光ダイオードの性能劣化が
   激しくなります。連続送信や駆動電流は必要最小限に設定して下さい。



        ◆◆◆ 簡単に1バイトの送受信を行う為の接続例 ◆◆◆
IRp簡単接続







用途のご案内用途は!
   ◎汎用データの赤外線通信(00H〜FFH)
   ◎機器・装置間の位置関係が変化し、ワイアレスである事が条件の機器・装置に。
   ◎道路をはさんだ通信(自販機の監視や照明の制御など)機器・装置(双方向OK)
   ◎無線によるワイアレスはでは好ましくない環境での機器・装置に。
   ◎工場やビニールハウスなどの通信に。
   ◎少量多品種生産の製品に。
   ◎メインマイコンの負担軽減やマイコンを搭載しない製品に。
   ◎PC・PDA・携帯電話・ゲーム機器等の赤外線通信とは異なります!
    それらの機器とは通信出来ません!







価格のご案内 価格
  《商品の構成》
   ・IRp(Pic16C57C書き込み済み品)    2個  (互換品:PIC16F57)
   ・おまけ受光モジュール             2個
   ・おまけ赤外発光ダイオード          2個
   ・おまけトランジスター              2個
   ・おまけセラロック20MHz           2個
   ・仕様書、参考回路図、ご注意点や参考資料。

                    ¥2,700/セット

       ◆送料・代引き手数料は別です。
       ◆1個の場合¥1,600.
       ◆同梱で送・受信3セット以上ご購入の場合は御見積(数量割り)

      評価用プリント基板単品 ¥200/1枚 こちらのページをご覧下さい。

       納期回答&(商品代金計+代引き手数料+送料)お見積もりを、
       ご注文受付後お送りいたします。代金引き換え(おすすめ)の販売が原則です。

      ◆発送後のキャンセル、返品はお受けいたしません。ご注意下さい。
      ご注文はこちらから  発行伝票について  ◆お読み下さい。(省令で定める事項)



           ・おまけモジュール&LEDは予告なく変更する事が御座います!
           ・端子の変色がある場合が御座います。予めご了承願います。






ご注意!  ご注意など
   ■本マイコンPic16C57Cにプログラムを書き込んだ実質「ソフト販売」です。
   ■性能はマイクロチップテクノロジー社が定めた性能を超えるものではありません。
   ■本ソフトウェアの性能・バグ等につきましては、ご購入時の現品性能に同意していただきました
     ものとし保証・補償はいたしません。それらの理由により現品交換や無償バージョンアップ等は
     行いません。
   ■本マイコンの保証は原則として行いません。(技術者向けです。ご注意下さい)
   ■人身事故や火災など重大事故が発生する可能性のある機器や装置に使用しないでください。
     お客様の責任の範囲で判断願います。制御結果が確認出来る事が前提です。
   ■本マイコンを組み込んだ製品の「法の順守・安全性・信頼性」等については、お客様の責任で
     確保して下さい。
   ■本マイコンや参考回路の不具合により発生した損害等の責任は、すべてお客様側
    (組み込み者側)にあり、当方では一切負いませんので、組み込み後の回路評価やご使用環境下での
    評価は完全
に行って下さい。
   ■万一の為に、ご使用環境で他社製赤外線通信機器との誤動作確認を行って下さい。
   ■同梱の受光モジュール、赤外発光LEDはあるがまま(仕入れ時)の品質で当方にての保証は行い
    ません(多数ご使用、継続ご使用の場合はマイコン単品での見積をいたします)


                           戻る     トップへ