土鍋(ごはん鍋)おもしろインテリアスピーカーをKT−88シングルアンプで鳴らしてみました。

こちらのサイトに土鍋スピーカーなどの作り方、電子工作などを掲載予定です。


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 趣味の工作品です。販売は止めました(2018.11.25)  / 2021.10.01更新
インテリアスピーカー
KT−88シングルアンプで鳴らす。

 土鍋インテリアスピーカー

 各部の写真はこちらのページ

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ごはん鍋スピーカー インテリアスピーカー 
     ごはん鍋(4合炊き)のインテリアスピーカー、鍋ふたの上に傾け載せて使います。

 ・陶器鍋は寸法(±2mm)や形状(凹凸も)が一つ一つ異なりますので、大きめに木工場で製作した
  バッフルを一枚毎、鍋に合わせ手加工(カッターで削りだし)し、バッフルと鍋の接続は接着剤と
  シリコーンシーリング剤で行います。
  吸音材とバッフルを接続した段階で陶器独特の共鳴音(カンカン音)は無くなり、鈍いドッシリした音に
  変化します。

 ・鍋(陶器)+吸音材で、木製エンクロージャ(超高級品は除く)やプラスチックの箱と異なり
  全く振動せず不必要な共鳴、箱鳴きが発生しません!

  多くの楽器は共鳴で響かせることで音が作られております(弦楽器、管楽器、ピアノなど)が、
  低価格のスピーカーシステムですと共鳴や箱鳴きで、楽器の響きを誇張したり別の音にして
  しまいます。
 ・陶器鍋では、低コストのエンクロージャの欠点を解決出来ますので、是非お試しください。
  置く場所や置き方での音質変化も大変少ないのが特徴です。
  欠点は、落とす! 堅い物をぶつける! などでほぼ間違いなく割れます!

 ◎音質(あくまでも個人的な感想です)は8cmユニットとは思えない、なかなかのものです。
   口径が8cmですので迫力・スケール不足があります。聴く距離は2m程度が良いでしょう。
   中〜高出力アンプ(低価格ミニコンポは不向きです)に接続し、音量をしぼって(3W位)
   お使いいただくと良いかと思います。

KT88シングルアンプ
       個人的には音楽を聴きながら仕事をする事が多いので、KT88シングルアンプ(エレキット)で鳴らしております。
       半導体アンプに比べ、「せわしい感じ」が無くなります。

 スピーカーに関係ありませんがKT88シングルアンプキットの特性を計測してみました(往年のアナライザーやVVを久しぶりに使用)KT88 キット
     このクラスの真空管アンプは測定や波形観測をしないで使うのが、精神衛生上良いと分かっていたのですが.....
     でも、8cmから流れる音は落ち着いた音です。





概略仕様 ◆ごはん鍋スピーカーの仕様◆
4合炊き、陶器鍋  直径
  約210mm
 最大幅(取っ手)
  約260mm
 高さ
  約135mm
 フタ込み
  約160mm
 フタ込み
  完成品重量
  約3Kg
 有効内容量
  約2.4L
 
スピーカー  FE83En  フォステクス製  口径 8cm  最低共振周波数
     165Hz
再生周波数帯
 fo〜30KHz
 許容入力
 5W(定格)
 7W(Music)
 Z=8Ω  出力音圧レベル
  88db/W(1m)
 組み上がりfo
   未測定
  
            スピーカーユニット(Fostex) メーカーホームページ
                       
その他   接続
 2P端子

 5W入力時の
 電流は約1.2A
 スピーカーグリル
   黒/K308
   (Fostex製) 
 バッフル
  約13mm合板
   (手加工)
  塗色=黒

  接着、シール後
  黒色塗装
 バスレフ
 塩ビ管 内径25
  (接着)
 吸音材
 グラスウール
 およびウール


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