★プログラム不要マイコン(赤外線リモコン関連)の型番に 含まれる数字と出力動作の関係★ |
★IRx/IRxK/IRr/IRrBe/IRrEなどxやrの後に数字が無いマイコンの基本的な出力動作★ 第1データブロック(第1データフレーム)を受信し該当ビットの出力を行います。 第1データブロックを受信する度に出力を反転し状態を保持します。 リモコンの送信キーを押し続けても状態は変化しません。一度送信を停止し再度キーを押すことで 受信が有効になります。 ◆リモコン(入力)のSWを1押し毎に出力が反転し、その状態を次の受信まで保持します(原則) 該当ビット(SW)のみ動作し他のビットは影響を受けません。 上記の送信停止とは、操作中のリモコンおよびこの波長の赤外線送信機器(他のリモコンなど)から 一切発光されていない状態を指します。 |
※全機種(型番に含む数字に関係なく)、第1データブロック(第1データフレーム)受信中に他の赤外線送信機器(他のリモコンなど)と 混信した場合エラーとなり出力は行われません。 |
★IRx2/IRr2などxやrの後に2を含むマイコンの基本的な出力動作★ (IRx2K,IRx2B*,IRr2ミニ,IRr2Be,IRr2E,他) 第1データブロック(第1データフレーム)を受信し該当ビットのアクティブ出力を行います。 リモコンの送信キーを押し続けている間アクティブ出力を維持します。他のキーを複数個押しても 状態は変化しません。他のリモコンから赤外線を送信し混信しても状態に変化はありません。 リモコンの送信を停止すると出力はノンアクティブになります。 第1データブロック(第1データフレーム)受信後、受信環境からすべての赤外線が消滅するまで 出力ビットは変化しません。 送信後リモコンキーを押し続け(連続送信)、リモコン−受信器間の光を遮断し再度遮断を解除 しても通信は成立しません(IRxシリーズはリモコンの仕様に左右されます) 一度リモコンのキーを離し(送信停止)再度押し直して通信が有効になります。 リモコンを振るなどの操作でもON/OFFの繰り返しが起こりません。 ◆状態を変化させる為には、リモコン(送信側)のSWを必ず「押している状態から→離し→押し」の 操作が必要になります。 バイナリ動作(IRrBBe,他)やパラレル入出力(IRp,他)品を除き、アクティブなビットは 送信(押しているSWの)に該当する受信1ビットのみで、他の出力ビットはノンアクティブ。 |
★IRr3/IRr3ミニ/IRr3Be/IRr3Eなどxやrの後に3を含むマイコンの基本的な出力動作★ (IRtBSBe&IRrBBeバイナリ版も同じく入力状態に同期した動作です) 1つのデータブロックを受信すると該当出力をアクティブにします。キーを押し続けている間は 出力はアクティブ出力を行い、送信停止、光遮断、混信などで正しいデータが受信出来なくなった 時点で出力をノンアクティブにします。 送信キーを押し続けた状態で、光遮断や混信が正常になった場合は、受信が再成立します。 リモコンを振り回しながら送信を続けた場合、有効データ受信時点でアクティブ、無効データ受信 時点でノンアクティブを繰り返します。 角度や距離が通信成立/不成立の境界にある状態でリモコンを細かく振る(実用上は?)と、 出力はアクティブ/ノンアクティブを繰り返し、出力信号にチャタリングの様なバタツキを 生じますのでご注意下さい。 (この様な使い方が考えられる場合、読み取り〜利用側でのキャンセル処理をお奨めします) ◆送・受信状態で別のSWに押し替えると受信も替わります。送・受信から複数のSWに押し替えた 場合、優先順位の高いSW(入力bit)が有効になります(SW番号が小さい順、SW1→SWn) バイナリ動作(IRrBBe,他)やパラレル入出力(IRp,他)品を除き、アクティブなビットは 送信(押しているSWの)に該当する受信1ビットのみで、他の出力ビットはノンアクティブ。 |
※アクティブ・ノンアクティブの方向/ポートの割付/内蔵プルアップの有無/プルアップ・プルダウンの
方向等は個別ページおよびダウンロードファイルをお読み下さい。
※有線通信用マイコンは上記説明に該当しませんので個別ページでご確認下さい。