☆☆☆ Windows10 ハイパーターミナルの代替例 参考資料 ☆☆☆
((( MS−DOSのテキストファイルを〜Windows10へ転送する例 )))
●PC−9821(MS−DOS5.0A) −−− COPYAから
●LaVieG(10Windows10) −−− Tera Termへ転送
年代物の9821ノートパソコンの多くが、電源が入らない故障、
フロッピィディスクドライブの故障を耳にしますし、
当方でも数台の故障を経験しております。
現在は
フロッピィディスクドライブやシリアルポートが無いパソコンがあたりまえですので、
データーの移動や接続ハードウェアの組み合わせを工夫しないと古い設備機器の
メンテナンスに
対応出来ない事もあるようです。
(普通は中古のPC98や中古のフロッピィディスクドライブを購入するらしいのですが)
お客様の中に設備メンテナンスでDOSマシン内のデータが必要だとの相談がありましたので、
1990年代の
MS−DOS5.0AとWindows10でのテキストファイルの転送を行ってみました。
<転送例>
・PC9821(MS−DOS) フロッピィディスクドライブ故障、または、無し、
COPYAコマンド起動 → HEXファイル&Cコンパイラヘッダファイル転送側。
↓↑
【98ノート用シリアルケーブル − リバースケーブル − シリアル−USB変換ケーブルで接続】
↓↑
・ノートパソコン(Windows10) フロッピィディスクドライブ無し、シリアルポート無し、
TeraTerm起動 → 受信しクリップボードへ → ノートに貼り付け → 〇〇〇.HEXの
ファイル名を付けて保存 → USBポート仕様の書き込みツールでメモリーに書き込む。
■転送出来るファイル(テキストファイル)
・C言語ソースファイル ・アッセンブラソースファイル ・インテルHEXファイル
・制御データ ・プリント基板ガーバデータ等々が転送可能です。
< ↓ COPYA 実行画面>

・無難な9600bpsを設定しておきます(switchやspeedで)
・MS−DOS COPYAを起動し転送するファイル名を設定します。
・準備OKなら実行。
< ↓ インテルHEX形式ファイル>

・Windows10側はTeraTermを起動し、232C回線を選択します。
・回線が検出されていれば受信状態で待機します。
・受信が完了しましたらクリップボードの受信データをWinノートなどへ貼り付け、「名前を付けて保存」
・以上で受信完了。
< ↓ Cコンパイラ ヘッダファイル>

↑ Winノート画面 ↑ TeraTerm画面

・98ノート用シリアルケーブル(Dsub25ピン変換ケーブル)
・リバースケーブル(Dsub25ピン− Dsub9ピン)
・USB−シリアル変換ケーブル(Dsub9ピン)で接続します。